2011年10月24日月曜日

第4期(平成23.9.26~平成24.9)方針・事業計画

◆ 第4期の方針(案)
1.中期的な展開方向と実行体制の検討
会員ヒアリングを通じて得られた内容や関連する他団体などの動向、地域社会・産業が抱の課題などを踏まえ、中期的な取り組みの柱となる方針、実行体制について検討を深める。

2.これまでの活動を通じて得られたエッセンス集づくり
これまでの活動を通じて見えてきたデザインマネジメントに係る基本的な考え方や取り組みのポイントなどを分かり易くまとめたエッセンス集づくりを始動させる。取り組みに当たっては、会員参加型の検討方法など取り組みの過程自体に学びの機会が組み込めるよう工夫する。

3.学びの深化プログラムの充実
デザインマネジメントに係わる学びを深化させるため、山村先生を囲んだ塾形式の連続講座を検討する。検討過程においては、試行的に講座を開催するなどし、適切なあり方を探る。

4.会員企業等が抱えるデザイン主導型課題の把握
会員企業が抱えるデザイン主導型ビジネス課題の把握や課題解決を支援する仕組を探るため、役員会メンバー等による会員企業ヒアリングを引き続き実施する。支援策については、道工試デザイングループのアドバイスなどを得ながら探っていく。

5.情報発信・交流の充実
メルマガの発行や情報発信・交流サイトの充実により、フォーラム会員同士の情報共有・交流を促進し、フォーラム活動の活性化を図る。

6.他団体や道内地域とのネットワーク体制の検討
  道内デザイン関連団体や日本デザインマネジメント協会(JDMA)などとの連携の可能性を探り、多様な専門分野とのネットワークを広げる。

第4期の事業計画(案)
1.定時総会(9/26):札幌市立大学サテライトキャンパスにて開催

2.例会・セミナーなどの開催
(1)3周年記念例会(9/26):札幌市立大学サテライトキャンパスにて開催
テーマ:見えてきた地域のデザインマネジメント
  山村先生をお招きした基調講演、会員企業による対談講演、パネルセッション

(2)デザインマネジメントセミナー(6月頃)
道工試デザイングループの協力のもと、デザイン導入・活用に課題を抱えている企業者とデザイン事業者などを効果的につなぐためのコーディネートシステムをテーマとするデザインマネジメントセミナーを開催する。

3.中期ビジョン検討ワークショップの開催(11~12月頃)
役員メンバーを中心とするワークショップを開催し、今後3年から5年程度を見越したフォーラムとしての柱となる取り組み方針や主要な事業案、実施体制を検討し、中期ビジョン(素案)にまとめ上げる。

4.デザインマネジメントエッセンス集検討ワークショップの開催(12~1月頃)
会員メンバーによるワークショップ等を開催し、「デザインマネジメントエッセンス集」(デザインマネジメントの基本的な考え方、取り組みのポイント、過去の例会で講演された内容のエッセンスなど)の内容やとりまとめ方、発信方法について検討する。

5.山村塾の発足検討
(1)(株)コボの山村先生訪問(1~2月頃)
・山村先生のオフィスを訪問し、山村塾のあり方(目的、講座内容、開催回数など)について意見交換を行う。
(2)プレ山村塾開催(時期、回数未定)
・山村塾におけるワークショップやディスカッションのあり方などを探るため、プレ山村塾として試行的に開催する。

6.会員企業等のヒアリング実施
法人会員企業の経営層の方等を対象に、フォーラムへの要望や抱えているデザイン導入・活用課題を把握するためのヒアリングを行う。また、デザイン導入・活用に係る課題解決を支援する仕組(例えば、会員間を中心とするマッチングシステム等)を探るためのセミナー(2.(2)で掲載したデザインマネジメントセミナー)を開催する。

7.情報発信事業
(1)メルマガの発行
・当フォーラムが主催するイベント等の案内を中心としたメルマガを2ヶ月に一回程度発行する。
(2)二つのサイトによる情報交流
・「公式サイト」を通じた情報発信を継続させるとともに、メルマガ等を通じて「公認ファンページ」の活用を働きかける。

8.他団体との懇談会の開催
・北のユニバーサルデザイン協議会(NUDA)等地域のデザイン関連団体との懇談会を開催し、連携の可能性や具体的な連携事業を検討する。
・日本デザインマネジメント協会(JDMA)主催のイベント参加や出版物等の入手、JDMA関係者との情報交換の機会を作るなどし、JDMAとの連携の可能性を探る。