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経営×デザイン=地域産業の未来を創る!
北海道デザインマネジメントフォーラム(HDMF)
メールマガジン
創刊号 Vol.1 2010.12.6
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★☆ HDMFメールマガジン創刊!! ☆★
━【目 次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】発行のご挨拶
【2】お知らせ:”ぱなし”ゼロを目指す「振り返りワークショップ」!
『製品・サービスづくりを革新させるエクスペリエンスデザイン』
【3】デザインマネジメントコラム
◇『行動観察』の手法をビジネスの現場へ!
【編集後記】
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【1】発行のご挨拶
皆さんこんにちは。
HDMF会長を務めております桑原聡です。
当フォーラムの中長期ロードマップの中におきまして、
会員間のネットワークをいっそう活性化していくための
方法のひとつとして、メルマガの発行を準備して参りましたが、
此の度、「創刊号」を発刊するはこびとなりました。
このメルマガでは、
HDMFが主催するイベントや
デザインマネジメントに関するコラムなどを
配信して行く予定です。
まずは継続を主眼において、
2ヶ月に一回を目標に配信していきますので、
ご期待ください。
さて、世はまさにカオスの様相を呈し、
このところの政治空白に至っては
民の心は「百年河清を俟つ」に近づきつつあるように思います。
こんな世相にこそ「至誠の心」を取り戻し、
コスモスに向かうための「精神の拠り所」が必要です。
このメルマガが時に因って
「孤独な航海者」に明るい閃光を発し、
自らの現在位置を知らせる「灯台」であって欲しいと望みます。
望まんかな「貧者の一灯」、
願わんかな「民の竈の賑わい」を!
(HDMF会長 桑原 聡)
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【2】お知らせ:”ぱなし”ゼロを目指す「振り返りワークショップ」!
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北海道デザインマネジメントフォーラム主催
★12/21開催「講演DVD視聴を交えた振り返りワークショップ」
テーマ『製品・サービスづくりを革新させる
エクスペリエンス(体験)デザインとは何か?』
-(株)インフィールドデザイン 佐々木氏の講演DVDを視聴しながら-
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北海道デザインマネジメントフォーラムでは、
一方向の学び「言われっぱなし」「聞きっぱなし」「やりっぱなし」、
これらに留まらないよう
”ぱなし”ゼロの取り組みを目指しています。
その一つの方法として、
過去の講演会等で提供された知見について、
より理解を深め定着を図る「振り返りワークショップ」開催を
検討しています。
役員メンバー間では、
過去のゲスト講演会DVDを視聴する「振り返りワークショップ」を
試行するなど、有効なワークショップのあり方を探ってきました。
今回、なんとか準備が整いましたので、
フォーラム会員を対象とする「振り返りワークショップ」第一弾を
ご案内いたします。
取り上げるテーマは、
昨年11/25に(株)インフィールドデザインの佐々木仰 様をお招きし、
大変好評だった講演会「製品・サービスづくりを革新させる
エクスペリエンス(体験)デザインとは!」です。
振り返りワークショップでは、
佐々木氏の講演DVDを視聴しながら、
所々で視聴内容に関連するディスカッションセッションを設けます。
各セッションを通じ、「従来のものづくりの問題点」や
「エクスペリエンスデザインのエッセンス」について理解を深めつつ、
実践のポイント等を探っていきます。
ビジネス環境の不確実性が高まる中、
革新的な新製品やサービスを生み出すには、
テクノロジーの視点だけでは不十分です。
顧客にとっての真の関心事は何か、
それは製品やサービスにまつわる体験にあります。
体験こそが企業がデザインすべき対象である。
このことに気づき、その実践ノウハウの一端を
ワークショップを通じてつかみましょう。
望ましい体験を創造するエクスペリエンスデザインとは
どんなアプローチか、地域企業はどう取り組めばよいのか。
このようなテーマに関心をお持ちの皆様、
ふるってのご参加をお待ちしております。
会員限定のワークショップですが、
皆様のご紹介があれば、非会員の方の参加も可能です。
お誘い合わせの上ご参加ください。
なお、ワークショップ終了後、
本フォーラムの忘年会も兼ね交流会を企画
しております。こちらへのご参加も、ぜひご検討ください。
※(株)インフィールドデザイン
http://infieldesign.co.jp
「ユーザーを理解し、共感する」「経験に形を与え、分かり易く伝える」、
「クライアントと共に発見する」、これらを強みに活躍する国内屈指の
エクスペリエンスデザイン専門会社です。
記
■ 日 時:12月21日(火) 振り返りワークショップ 15:00~18:00
交流会(忘年会) 18:30~20:30
■ プログラム
15:00~18:00 振り返りワークショップ
1)講演DVDの視聴
(株)インフィールドデザイン 佐々木 仰 氏による
講演「製品・サービスづくりを革新させるエクスペリ
エンス (体験)デザインとは!」を記録したDVDを
視聴します
2)視聴内容に関連するディスカッション
セッション1 傾向ではではなく実感から発想する
セッション2 現象の背後にある大きな課題を追求する
セッション3 製品開発のプロセス自体を変える
3)全体総括
18:30~20:30 忘年会を兼ねた交流会(付近の居酒屋にて)
■ 場所:札幌市立大学サテライトキャンパス 会議室
(札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45 12階
TEL:011-218-7500)
■ 定員:フォーラム会員を対象に20名(会員紹介の非会員も含む)
■ 参加費:振り返りワークショップ参加費は、無料!
交流会(兼 忘年会)参加費は、3,000円程度
■ 主催:北海道デザインマネジメントフォーラム
■ 参加申込
下記の内容を記入し、12月16日(木)までに (株)エコニクス内 佐藤
宛メール送付願います。
・申込先:北海道デザインマネジメントフォーラム事務局
株式会社エコニクス内 佐藤 迄
・E-mail: y-satou@econixe.co.jp
・F A X : 011-807-6800
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【参加申込書】
1)申込み者プロフィール
会社名[ ] 氏名[ ]
電 話[ ]
E-mail[ ]
2)参加内容(参加希望には○、不参加には×を[ ]内に記入ください)
[ ] 15:00~18:00 振り返りワークショップ(参加費 無料)
[ ] 18:30~20:30 交流会(参加費3,000円程度)
※お仲間など複数名で申し込む場合は、一人ずつ上記の内容を記入し、
申込み願います。
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【3】デザインマネジメントコラム
◇『行動観察』の手法をビジネスの現場へ!
本メルマガでは、
HDMF役員メンバーが持ち回りで、
デザインマネジメント関連の話題をコラム発信します。
今回ご紹介するのは、
「お知らせ」でご案内した「12/21の振り返りワークショップ」
で取り上げる「エクスペリエンスデザイン」でも使われる
「行動観察」手法です。
この手法は、深く消費者を理解し、
「潜在ニーズ」あるいは「インサイト(真の欲求)」を捉えよう
とする商品開発手法として、
工業デザイン分野等で活用されています。
製品が使われるシーンや人々の行動を観察し、
アンケート調査や質問形式ではなく、状況の観察に徹し、
人々の欲求(ウオンツ)に「気づく」ことで
課題と解決法を探ろうとする方法です。
このような手法は、商品開発に限らず
様々なビジネスの現場でも活用され始めています。
この「行動観察」とは、いったいどんな手法なのか?
理解にちょうどいい番組が、テレビ東京のWEBサイトにありました。
見るだけマーケティング~「行動観察」の手法~
http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/shincyouryu/post_1897.html
大変おもしろい内容ですので、ぜひ視聴をお勧めします。
デザイナーは、観察によって様々な問題解決の手がかりに気づき、
その具体的な解決法を推理し、実践します。
いわば推理小説に出てくる「探偵」という側面を持っているのです。
(HDMF副会長 高橋尚基)
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【編集後記】
皆さんこんにちは。創刊号編集を担当したHDMF理事の及川です。
年末のあわただしい時期を迎えておりますが、
我々を取り巻く社会経済情勢は、ますます混迷を極めていますね。
世の中に閉塞感が広がるこうした状況の中、
デザインという思考・行動で何ができるか。
HDMF活動を通じ、皆様と共に探り、
行動していきたいと思っています。
今回は、メルマガ創刊号に合わせ、
HDMFが初めて取り組む「振り返りワークショップ」を
ご案内いたしました。
会の活動を通じて獲得した資産、
今回は過去の講演を記録したDVDですが、
これらを再度振り返り、深い理解と定着を試みる。
そして実践の知にまで昇華させる。
そのようなワークショップを目指しています。
参加者のご期待に応え、実りあるワークショップとすべく、
役員一同準備を進めております。
師走のご多忙な時期、お時間調整が難しいと思いますが、
皆様のふるってのご参加お待ちしております。
メルマガについては、会員の皆様のご要望を受け止め、
ご愛顧いただける情報発信を目指します。
ぜひ、忌憚のないご意見・ご感想をお寄せください!
(HDMF理事 及川雅稔)